抽斗を整理していたら、奥のほうから大昔に作ったショーツが何枚か出てきました。
主に木綿プリント製で、全くの未使用ですが、中に入っているゴムはすでに劣化して、引っ張るとびよ~んと伸びっ放しになります。日焼けしたように色あせたものもありました。
最初にショーツを作ったのはかなり昔のことです。
勤め先の同僚の女の子が、雑誌にこんなものが載っていたと、型紙をコピーして分けてくれたのです。
本格的なショーツがけっこう簡単にできるのが面白く、ふたりでいろんなものを作って見せ合いっこしました。
私個人は市販品のほうが柔らかくて着け心地がいいので、自分で穿くことは少なく、もっぱら友人にあげるために作っていました。
その後ショーツ作りはすっかり飽きてご無沙汰していました。
数年経って、上司の奥さんから下着セットをもらったお返しをするのに、あんましお金をかけたくないなーと、思いついたのが、手作りショーツ。
レースの切れ端はいろいろ持っていたし、持て余していたいただき物のハンカチを利用すれば、非実用的ながらも繊細で上品なショーツが作れそうな気がしたのです。型紙を引っ張り出して置いてみると、ちょうどぴったり。
しこしこ縫ってプレゼントしたら、「まあ、こんな高級品を・・・」と喜ばれました。ホントにニナ・リッチのショーツだと信じたみたいです。タグもないのにさ。
この体験が後にハンティとして、花開いたのでありました。
今ではパターンや素材を工夫して自分の体型に合わせているので、市販品よりは手作りのほうを愛用しています。
昔のハンティはゴムを入れ替えたとしても穿く気にはならず、捨てるつもりです。
・・・と言いつつ、結局またしまい込んだのでありました。
2009年12月26日土曜日
ハンティの原点
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