昔作った人形の服や小物を、使う当てもなく保管しています。
防虫剤を取り替えようと出してみたら、合皮の手袋がべたっとするのです。見たらところどころ濡れたようになっているし、表皮がはがれて裏面が露出した部分も。これでは使い物になりません。
作るのにはけっこう手間ひまかかったのに、もったいないなあ・・・。
合成皮革というものも、ゴムと同様、未使用のままでも数年で劣化変質するものです。溶解してほかのものにくっついたりするので、ゴムよりもたちが悪い。
サンタ人形の靴やベルトがボロッとなったので捨てたことを思い出しました。
そういえば、合皮で作った靴もたくさんあったんだ。
靴箱をひっくり返してチェックしたら、何足かの靴がべっとりしていました。放置するとほかの靴に触れて汚してしまうので、すっぱり処分。
昔売れてしまった人形の中にも、合皮のコートや小物を着けたものがあったと思いますが、それらもきっとひどい状態になったことでしょう。ご容赦くださいませ。
ところでこの靴、ゴスっぽいというか、すごいデザインでしょ。サイズ6センチくらい。
数年前、中国の会社が見本品として送りつけてきたものです。凝った作りで、見事なできばえですが、趣味に合わないのでとりあえず保管していました。
これも合皮製で、すでにべたついているので、捨てざるを得ません。
今後は合皮とは縁を切るぞっ。
2009年7月21日火曜日
合皮劣化
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