人形を作ったり縫い物をする作業台として、80センチ四方のテーブルを使用しています。製図や書き物、アイロンがけ、空いているときは食事もそこでします。
以前はミシンをテーブルに載せていました。裁断や手縫い、綿詰めなどはテーブルの空いた領域で行い、ミシンをかけるたびに移動しなければならないことがかなり不便でした。
そこで、プリンタ置きにしていたワゴンをミシン台に転用しました。ワゴンはテーブルよりも低くて縫いにくいかなと危ぶんだのですが、慣れればどうにかなるものです。
テーブルと直角に配置すれば、からだの向きを変えるだけでミシンがけと付帯作業を切り替えることができます。使わないときは部屋の隅に押しやっておけばいいし。
テーブルも広く使えて、たいそう便利になりました。
ただ、ワゴンだから縁が出っ張っているのです。
縁とミシンの狭い隙間に、縫っている布がはさまったり、リッパーが入り込んだり、待ち針が落ちて取りにくかったりと、些細なトラブルも出てきました。
縁を埋める板があればいいのですが、2.5センチ厚さの板ともなれば値段も重さも相当なもの。DIY店でカットしてもらうと手数料だって・・・。
考えた末、段ボール紙を張り合わせて自作することにしました。
段ボールって柔らかいけど意外に頑丈で、家具の材料としても利用されると聞きました。捨てるに捨てられずたんすの上を占領しているパソコンやプリンタの空き箱を活用できて、一石二鳥。
ワゴンにぴったりはまる大きさに切った段ボールを6枚、ボンドで張り合わせました。ずれないよう、きちきちのサイズにするのがコツ。
そこまでは良かったのですが、あまりに見映えが悪いので、黒い塗料をスプレーしました。この塗料というのが、10年以上前に買ったアサヒペンのアクリルラッカー。乾いたあとワゴンにはめ込んだら、細かい粉がポロポロとはげ落ちるのです。やっぱり古いせいかな。
しかたなく、その上から銀色の紙を貼りました。銀色もミシンまわりが明るくなってかえっていいかも。
我が家のミシンは古くてとても重いのですが、一晩置いてもへこむ気配はなく、強度はまずまず合格。
台が高くなった分、縫いやすくなりました。
いろいろ工夫して生活改善に取り組むのはよろしいのですが、これにかまけたせいもあって人形作りは滞っています。
2009年8月11日火曜日
ミシン台
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