2009年12月4日金曜日

猫の本

ぬいぐるみを作る参考にするため、犬や猫の本を何冊か持っています。

ペット本

猫の本でよく遭遇する、山崎哲という著名な写真家がいます。
その写真は素晴らしいのですが、同時に、かなりつまらないのです。

写真自体はよく撮れていて、被写体も世界のチャンピオン猫だから立派なものです。
たぶんつまらなくしているのは、本を編集・構成する人だと思われます。
私がよく見る本が「カタログ雑誌」というジャンルであるのもかかわっているのでしょう。

カタログ本では、多くの猫がカメラの少し上を見つめています。そのあたりで鳥のおもちゃをぱたぱたしているのかな。結局同じような表情、同じようなポーズばかりなのです。後姿はなく、横向きもわずか。
しかも猫だけを切り取って白い背景に配置しています。正確に切り取れていれば我慢するけど、レイアウトの関係なのか、勝手にトリミングしちゃったり。

ノルウェジアン・フォレスト・キャットを作るときは成美堂(というペット関連本をたくさん出している出版社)の本を参考にしましたが、写真でホッペの毛がカットされているのに初めのうち気づかず、けっこう短くしてしまいました。

同じ成美堂の犬のカタログ2003年版など、誤字誤植だらけでそのずさんさにはあきれ返ります。『犬を愛する人のためのパーフェクトガイド』との惹句が泣いてるぞ。

写真雑誌でも、カタログ系以外にはなかなか自然な趣のものが多いようです。

『可愛い猫と暮らす』(講談社)は猫種にあまりこだわらず、子猫中心にいろんなポーズの猫がいます。もっとも、グッズの紹介なども多くて、猫の写真はやや少なめ。

『にゃんころがし』(学研)は図書館で借りてきました。
とっても気に入っています。登場するのはほとんどが野良猫で、親しみがもてます。肉球の大アップなどもあってユニーク。

うちのノルウェジアンをその表紙の猫に似たポーズでパチリ。
にゃんころがし
このぬいぐるみは完全に目を閉じるのは難しいのですが、かなり細目にすることができます。
ノルウェジアン・キャット

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